簡単わかる解説

簡単にわかる解説。株式について。出資証券(つまり有価証券)であって、企業は出資されても法律上は出資した株主について返済に関する義務は負わないから注意を。かつ、株式は売却によって換金する。
FX(外国為替証拠金取引):これは外国の通貨を売買して証拠金の何倍もの利益を出す比較的はじめやすい取引である。外貨預金または外貨MMFと比較してみても利回りが良いことに加え、為替コストも安い長所がある。はじめたい場合は証券会社やFX会社へどうぞ。
平成10年6月に、大蔵省(省庁再編後財務省)銀行局や証券局等が所掌する事務のうち、民間金融機関(民間資本によって運営される銀行等)等の検査・監督に係るもののセクションを分離して、当時の総理府の内部部局ではなく新外局として新組織、金融監督庁が発足したわけです。
そのとおり「失われた10年」が示すのは、どこかの国の経済や一定の地域における経済がおよそ10年以上の長きに及ぶ不況や停滞に直撃されていた10年を意味する語である。
銀行を意味するバンク(bank)という単語はもともと机やベンチを意味するbancoというイタリア語に由来との説が有力。ヨーロッパ最古である銀行。今から約600年前にジェノヴァ共和国で誕生し、政治的にも重要だったサン・ジョルジョ銀行とされている。
ですから安定的であるうえに活動的な金融に関するシステムの実現のためには、民間の金融機関とともに行政(政府)がお互いの解決するべき課題にどんどん取り組んでいかなければならないのです。
日本を代表する金融街である兜町"東京証券取引所兜町2番1号
最近では日本の金融・資本市場における競争力を強化することを目的とした緩和のほか、金融制度のますますの質的向上の実現のための試みを促進する等、市場および規制環境に関する整備が常に進められているわけです。
はやぶさ」の無事帰還が話題になった2010年9月13日、日本振興銀行が誰も予想しなかったことに経営破綻する。この破綻で、ついに未経験のペイオフが発動した。これにより、日本振興銀行の全預金者の3%程度とはいえ数千人の預金が、上限適用の対象になったと思われる。
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還が話題になった平成22年9月11日、日本振興銀行が破綻(倒産)するのである。そして、金融史上初めてペイオフが発動して、全預金者の約3%、それでも数千人を超える預金者の預金が、上限額適用の対象になったと推計されている。
【解説】MMF(マネー・マネジメント・ファンド):公社債や償還まで1年以内の短期金融資産で運用して利益を求める投資信託(投資家の資金を集めて専門家が運用する)です。取得してから30日未満で解約する場合、残念ながら手数料に違約金分も必要となることを忘れてはいけない。
平成10年12月に、総理府(省庁再編後に内閣府)の内部部局ではなく外局として委員長は大臣にするとされている機関、金融再生委員会を設置し、金融監督庁(民間金融機関等の検査・監督を所管)は平成13年1月に内閣府の外局となるまで金融再生委員会の管轄下に2年以上も置かれていたのだ。
いわゆる「金融仲介機能」並びに「信用創造機能」と「決済機能」以上の3つの機能の総称を銀行の3大機能と称することが多く、「預金」「融資(貸付)」「為替」といった業務さらには銀行の持つ信用によってはじめて実現されているものであると考えられる。
原則「銀行の経営、それは銀行に信用があって成功する、もしくはそこに融資するほど値打ちがあるとは言えないという見方をされたことでうまくいかなくなるかである」(引用:米モルガン・スタンレー、ローレンス・マットキン)
紹介のあった、第二種(一種業者とは取り扱い内容が異なる)金融商品取引業者がファンド(投資信託などの形態で、投資家から 委託を受けた資金の運用を投資顧問会社等の機関投資家が代行する金融商品)を作り、それを適切に運営するためには、本当に想像できないほどたくさんの、業者が「やるべきこと」、業者として「やってはいけないこと」が事細かに規定されていることを忘れてはいけない。

 

 

木多崇将